うつとともに歩む

障害者枠での就労をスタート。うつとともに生きる、これからの人生を模索中です。

第13話 うつ休職後 初めて職場建屋に入りました


昨日から病院が休みのため、リワークプログラムも休みです。

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先週、無事会社のロビーに入ることができ、庶務さんとも会ってきました。
とにかく、できたことに
ほっとしました。


復職に向けて、また一歩前進できたと思います。


庶務さんと、30分くらい話しましたが、

職場の皆さんの様子を色々聞けて、

自分が職場で働くイメージが、少しわいてきたのもよかったです。



ただ実は、

前日の夜に体調が悪化し、庶務さんに面会の断りメールをする寸前の状況でした。

ひどい頭痛、微熱、だるさが現れ、
風邪の症状というより、

これまで経験したうつの身体症状と同じ感覚でした。

今となっては、風邪のぶり返しだったのかなと思っていますが、

その時は、

「またうつの身体症状が再燃し、またもや会社に行けないのか?」、

そして庶務さんに断りの連絡をしないといけないことに、

絶望的な気持ちになり、
涙も流してしまいました。

自分でも涙まで流すとは意外でした。

結局、
口唇ヘルペスもひどかったので、妻の勧めで内科の夜間診療にかかり、抗ウイルス薬をもらって飲んだところ、次の日の朝には、症状が和らぎ、無事会社に行くことができました。

落ち込んでいた自分を励まし、根気強く病院に行くことを勧めてくれた妻に、心から感謝しました。

とにかく会社に行けてよかったです。

風邪の症状だったのか、うつの症状
だったのかは不明です。

ついつい、復職に向けて、うつの症状が完全に無くなることを目指してしまいますが、
症状が時々現れるのは、今後も避けられないし、しょうがないことと受け入れるべきだと、感じています。

いい気づきになった経験でした。


ご一読ありがとうございました。

第12話 うつ休職後 初めて職場建屋に入ります

 

最近は、(風邪を除けば)体調よく、気力もあっていい状態です。

 

初めての職場建屋立ち入り

明日、職場建屋の1Fロビーに、休職してから初めて入ります。

職場復帰への恐怖を少しでもやわらげるのが狙いです。

 

極力知り合いに会わないよう、11時に行く予定です。傷病手当て申請を手渡すため、庶務さんと会う約束もしてます。

 

今後は、立ち入る時間を就業時間まで少しずつ早めていくつもりです。

 

ふと気づいたのは、幸いにも事前の緊張があまりないことです。これはちょっと意外でした。

これまで、通勤バスで会社の前を通ったり、知人と少しずつ会ったり、

徐々に「会社」に心身を慣らしてきたおかげかなと思います。

 

職場復帰するのはまだ恐怖がありますが、少しずつ慣らしていけば、恐怖も和らぐはずと信じ、少しずつ取り組んでいきたいです。

 

ご一読ありがとうございました。

第11話 「頑張れ」に感謝

ここ2~3週間、体調、気分ともに、いい状態をキープできています。

先日、昔の上司、同僚と会ってきました。

当時、いい人間関係の中、いい仕事ができたときの仲間です。元上司の方は人間的にも尊敬してた方です。

「バリバリ仕事をしてる自分」ではなく、「うつ病+長期休職してる自分」として会うのは、やはりだいぶ緊張しましたが、
思ったより大丈夫でした。

とにかく普通に会って、話せたのが、なによりよかったです。

この経験は、
自分の回復度合いを実感できただけでなく、
復職時の恐怖を和らげる助けになりそうです。

復職初日をイメージすると、
周囲の目線に対して恐怖がわいてくるのですが、一部でも安心できる目線があることは、とても心強いです。

これからも少しずつ信頼できる人と、復職前に会いたいと思います。

さらに、元上司から、

「復職を焦ることはないけど、チャンス(機会)は逃さないで!」


と、背中を押す言葉をかけてもらいました。
妻も最近同じような言葉をかけてくれます。

「頑張れ」などの励ましや、復帰を促す言葉は、これまで正直苦痛でした。とくに病気の急性期や回復初期は、これ以上頑張るのは無理だ、そして頑張れない自分が情けない気持ちになりました。ストレッサーだった人(今の上司)から言われると、怒りさえ覚えます。(それは今も変わらないです…)

今は、信頼できる人からもらう背中を押す言葉は、ありがたく、励みになります。


もちろん焦るつもりはないですが、
復職に向けて、

「ちょっとづつ、頑張りたい」です。


ご一読ありがとうございました。


第10話 休職開始から、はや6カ月

最近は体調もよく、なにかをしようという気力もだいぶ戻ってきました。

1月の休職開始から、はや6ヶ月が経ちました。

こんなに長い期間、会社を休むとは、当初はまったく想像していませんでした。

いつになったら会社に戻れるのか?、ずっと戻れないのではないか?と、恐怖におそわれることもあります。

ただ長期でみれば、波を繰り返しながらも、少しずつ良くなってるはずだと、そう自分に言い聞かせています。

とにかく、今やるべきことを、一歩づつやるしかないんだと思います。



復職を意識した時期は、これまで2回ありました。


1回目は、

休職開始から1ヶ月後。
急性期を抜けた頃です。

この時期は、とにかく早く会社に戻らねば、という焦りが強い時期でした。当然主治医から、まだ様子見ましょうということで、復職はできませんでした。

日常生活での体調が戻ってきただけで、病気の原因振り返りや、準備が全然できていなく、とても復職できる状態ではなかったと思います。


2回目は、

休職開始から4ヶ月後。
体調の波も安定してきて、病気の原因振り返りや、復職準備もある程度した時期です。

通勤訓練、リワーク+図書館で活動時間をのばす、認知のゆがみを補正するために関連図書を沢山読んで考えるなど、色々取り組み始めました。

しかし、急に負荷を掛けたせいか、症状が再燃してしばし休養することになりました。

体調いいと、自分の病気を過小評価しがちです。
ですがこの時期に、まだまだ無理はできないんだな、ということを体感することができました。
あのまま復職していたら、すぐ再発したかもしれないと思うと、ある意味復職しなくてよかったのかもしれません。

今は、改めていま何をすべきか考え、少しずつ、一歩づつ、取り組み始めました。
自分の状態をみながら、無理せずいきたいです。

ご一読ありがとうございました。

第9話 参考にしている本#2

今週は気力も戻ってきて、体調も良いです。

久しぶりにスポーツジムにも行ってきました。今回は初めてスタジオプログラムに参加。内容は、ボクササイズ。予想以上にたくさんの人が参加しており、知り合いに会ってしまうのでは?とちょっときょろきょろしてしまいました…

皆さん大きな声を出しながら、激しく動いていて、それらの光景と、やってる自分に対して、少し笑えてきました。一人で運動するより、少し楽しさもあり、ストレスコーピングとしていいなと感じました。

「対人関係」の参考本#2

この本は、復帰に向けて少しずつ考え出した時期に読んだ本です。
自分にとって、復帰へ向けて大変勉強になった一冊です。

新訳 道は開ける 角川文庫

新訳 道は開ける 角川文庫

特に参考になった内容は、
  • 職場での不安への対処方法
  • 周囲の人を笑顔にするような行いを心掛けることで、不安や恐怖に苛まれることはなくなる。自分を忘れることができる
  • 悩みの分析と解決方法
  • 人生とは、人の思考が作り上げるもの。思考を変えれば不安や恐怖を消し去れる
  • 人は今日というたった一日を生きればいい
  • 大きな悩みがある場合、まず想定される最悪の事態を受け入れる。そうすると気持ちが落ち着く。あとは少しでも事態を改善していけばいい
ご一読ありがとうございました。

第8話 参考にしている本#1

早朝覚醒はだいぶなくなってきました。
4時あたりにトイレで目が開くことはありますが、その後すぐ眠れます。

正直少しほっとしてます。

眠くなるまで明るい部屋にいるようにしたことや、コーヒーを夕方以降飲まないようにしたことがよかった??

まだ就寝時刻は遅いので、これから少しずつ早め、睡眠時間をのばしていきたいなぁと思ってます。


「対人関係」の参考本#1

うつの要因の一つに、上司との人間関係から受けたストレスがありました。

対策を色々考えていたさなか、この本に出会いました。
苫米地英人著 「もうこれ以上、人間関係で悩まない極意」     

もうこれ以上、人間関係で悩まない極意 ─今こそ、「縁起人」として生きろ。─

もうこれ以上、人間関係で悩まない極意 ─今こそ、「縁起人」として生きろ。─


(参考になる内容)
自分も他人も絶対的なものではなく、周囲との関係(縁起)によってのみ存在している。だから、周りを幸せにできれば自分も幸せになる。また絶対的なものはないので、万物は常に変わっていく。
自分は、周りの人のみならず、ひいては宇宙をも構成する存在であり、自己の価値を認めること。また他人も同様な存在であるので、尊重すべき。
周りを幸せにするために、人生の目標の中に抽象度の高い、社会性のあることを入れること。

(所感)
主な学びは、
  • 自己と他者を尊重するべき
  • 人生の目標の中に、社会性のあるものを入れるべき 
仏教の思想に基づいており、本書を通して、仏教を勉強するいいきっかけにもなりました。

ご一読ありがとうございました。

第7話 復職プランについて

今週も、毎日朝4時頃に目が開きます。5時間以上は寝られているので、問題はないとは思いますが、だるさが一日続きます。
早朝覚醒するようになってから1ヶ月……
6時までは寝たいなぁ……

部長との面談

来週月曜日に、部長と面談をすることになりました。部長からの突然の提案。
直属の上司(課長)が復帰のネックになってることを、こないだ夕食をご一緒した先輩から聞いたのかもしれません。

何回かメールや手紙でやり取りしましたが、うつ病は体調に波があることもご存じだったり、優しい心遣いを感じ、素直に嬉しいなぁと思ってます。

緊張はありますが、心情を素直に話してみたいと思ってます。


復職プランについて

先日リワークプログラムの中で、自社の復職支援について話す機会がありました。会社によって様々ですが、総じて正直羨ましいなぁと思う内容でした。

(あるメーカーの例)
 人事部所属の臨床心理士が 、復職に向けた日ごとの行動プランを作成し、本人に提示。ちなみに、休職中の会社の窓口はこの臨床心理士が担い、上司と直接話すことなし。従業員の立場に立ったサポートを実施。

プランとしては、以下の感じ。
まずは週一回、11時に会社駐車場にいくことからはじめ、徐々に出勤時間に駐車場に行けるようにする。その後 、臨床心理士と2人で会社内をまわり、慣れてきたら自職場に顔をだしてみる。復帰時は、短縮勤務からはじめ、徐々に勤務時間を延ばす。病院のリワークプログラムを中心にしつつ、徐々に会社に近づけていくスタンス。

ちなみに自分の会社はというと、

  • 慣らすための短縮勤務等の制度なし。いきなりフルタイム 
  • 配置転換は一切なし
  • 会社側として、復職プラン作成などのサポートなし。元の職場で元の仕事をフルタイムでできることを、従業員が産業医に証明することを求めるだけ
正直羨ましいと思ってしまいますが、

会社の方針が違うのは現実で、残念ながらこれは変えられない。
再発を防ぎ、自分のペースで長く働いていくために、自分で復職プランを作ればいい

他の会社の復職プランを参考にして、よさそうなところを自分の計画に取り込んでみたいと思います。
また、半日年休を使い、慣らしてからフルタイムにするプランを考え、産業医ではなく、ダメもとで部長に話してみたいと思います。

情報の共有や悩みの共有ができるのも、リワークプログラムのいい所だなぁと思います。

ご一読ありがとうございました。