うつとともに歩む

障害者枠での就労をスタート。うつとともに生きる、これからの人生を模索中です。

第26話 家族へ過度に依存してしまう


今週は昨日まで体調よく過ごせていたのですが、

今日はひどく落ち込んでいます。


家族のちょっとした言動で、疎外感、孤立感を感じ、またいつものように谷底へ急落下してしまいました(^_^;)


でもあらためて、自分がいかに家族に強く依存しているかに気づきました。今の苦しい状況で、自分のことを理解してほしい、共感してほしい、と甘えられるのは家族しかいない。だからこそ、その唯一の支えが揺らぐと、自分を保てなくなってしまうようです。


社会人になり、親友と呼べるほどの友人はいません。それは自分のせいだと思っています。忙しさを理由に、周りの人を思いやったり、大切にすることをせず、表面的に接していたから。


もしまた復職できたら、周りの人をもっと大事にするつもりです。


ブログの更新が調子の良くないときばかりですいません。

眠気がでる抗うつ薬をさっき飲んだおかげで、もうろうとしてきました。
限界なのでこれにて。


ご一読ありがとうございました。

第25話 うつになると、孤独はしんどいです。


ご無沙汰しております。

一気に寒くなりましたね。世界はトランプ大統領のことでヒートアップしていますが。

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ここ1週間は夕方になると体が鉛のように重いものの、
このところだいぶ調子よく過ごせていました。



しかし、

昨日からひどく気分が落ちてしまいました。



きっかけは、
周りの人が自分を理解してくれない、という絶望でした。


好きでうつ病になり、休職しているわけではないし、もちろんいつまでも会社を休んでいていいなんて考えていません。

でも、休職期間が長くなるほど、

どうしても周りも疲れてしまうので、

「もうういいかげんにしてほしい」
と言葉にしたり、態度に表したりで、患者を責めてしまう。

これは正直辛いです。
どうしようもないことを責められるので、本当にどうしようもなく、強い孤独感に陥り、消えてしまいたいとさえ思います。

うつ病になっってから、
余計に人から見捨てられることに敏感になってしまったなぁと思います。

元気なときは、一人でも結構大丈夫だったのに…



ブログを書きながら少し落ち着いてきました。
今はあれこれ考えてもネガティブに落ちていくので、もう考えず少し一人でゆっくりしたいと思います。


ご一読ありがとうございました。

第24話 「ふつう」のありがたさに気づく

ここ1、2週間、体調もよく、気分もだいぶ前向きです。
少し前の不調だったときとは、全然違います。


朝7時に起きて準備して朝ドラみたり、

リワークに行ったり、

ジムでダンスをやったり、

喫茶店でコーヒーをのみながら、ゆったり考えにふけったり、(もちろんカフェイン少ないものをチョイス)

趣味のレザークラフトをやったり、

家事も少しずつながらやったり、

子供の世話をしたり、

家族で話しながらご飯をたべたり。



ふつうに、穏やかに生活できてます。


ブログを書こうと思ったものの、
なんか「ふつう」すぎて書くことが浮かばないなぁと考えていたところ、

あっ、この【ふつう】こそ、

幸せなことなんだろうなぁ

と感じはじめました。


特段なにもなくても、
家族とふつうに生きてること、
これが何よりの幸せなんだろうと思います。


次のステップは、

働きながら、このふつうの幸せを感じられるようになることです。


ご一読ありがとうございました。

第23話 今度こそ、うつの波から復帰??

軽い憂鬱感やだるさが続いてましたが、

やっと抜けてきました😂😂

本当に今回は長かったです。

4週間づつきました、、、、


まぁきっかけはいつもの、

「もう復職しなければ」、

「でも戻るのがこわい」 

の両者に挟みこまれて、
苦しくなってしまうこと。



会社に戻る決心ができないのは、

うつ病で休んでいることへの劣等感、
恥ずかしさが強く、周囲の目がこわい、そして未だに当時の上司、仕事への恐怖があるため。



これまでこれらを克服すべく、

対策を色々考え、トライし、
でも乗り越えられず調子を崩し、
また別のことを考えトライし、

を繰り返してきました。



でも、これって克服しよう、押さえ込もうともがいても、

それは無理なのかも、とちょっと思い始めてます。


そういう自分の気持ちを受け入れて、それも含めて自分ってこうなんだなぁと客観的にとらえる。

そうすることが、まずは必要なのかもしれないなぁ、と。

とまぁ、まだまだぼんやりですが、少しづつこんな考えをし始めています。


こんな考えをしだしのは、

精神科医高橋和巳先生の本を読んだことがきっかけです。

この先生は、どちらかというと、哲学的というか精神論的なことに重きを置かれていて、うつ病の治療も、カウンセリングをメインにされている印象です。

今の主治医の先生は薬物療法がメインですので、

高橋先生の著書を色々読んでみて、ヒントになりそうなことを探してみようと思っています。


長文におつきあい頂きありがとうございました。

第22話 映画「聲の形」とても共感しました


だいぶ体調、気分が回復してきました。

今回はうつ症状がかなり長引いてます。

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先日、映画「聲の形」を見てきました。

とてもいい映画でした。

うつ病で働けない自分の状況に重なる部分があり、すごく共感できました。

うつ病に限らず、
他者に対して劣等感や恥ずかしさを感じ、社会から疎外感を感じているような方も、少し勇気を貰えるような内容だと思います。



色んな辛い経験から、周りの人の顔が見れず、
うつむいていた主人公が、
仲間の助けを得ながら、
勇気を出して一歩踏み出す、
その姿がとくに感動しました。


うつ病で休職してからというもの、

そのことへの強い劣等感から、

周囲の目線を恐れてしまう自分と重なり、

必死に乗り越えていく主人公の姿に

勇気を貰えました。

よろしければコミックも合わせてご覧ください。


ご一読ありがとうございました。

第21話 「再び、憂うつな日々」及び「副腎疲労について」

■またまた憂うつな日々■

先週から、またうつの波(谷底)に沈みました。
(今日はだいぶ回復しました。)

「早く復職しなければというプレッシャー」
 
 と、

「でも職場に戻るのがどうしてもこわい、という思い」

に挟まれ、行き場がなく、

頭の中にもやがかかり、

パニックになり、

とにかく苦しい状況でした。

発病してから経験したことのないほどの、


「消えてしまいたい」


という考えが、頭から離れませんでした。



昨日は家にいても色々考えてしまうので、
マンガ喫茶でマンガに没頭して過ごしました。

最近映画が公開されている、「聲の形」を読んだのですが、
自分の状況にも重なる部分があり、すごく共感し、励まされる内容でした。

映画も見てみたいな。
でも36歳の男一人では行きづらいな、、、、



話を戻すと、

なんとか今は、
あと2年弱ある休職期間の中で、

まずは復職をめざし、

それに向けて出来ることをやっていこうという結論にいたっています。



「消えてしまいたい」については、

あと2年たたないと、自死では生命保険がおりないことに気づき、

さしあたっては考えるのをやめました。

新たになにをしようかな、、、

今やっていないことと言えば、

漢方薬とか、
本格的なカウンセリングかな?

また少しづつ考えてみたいと思います。


■副腎疲労って??■

話は変わりますが、先日副腎疲労についての本を読みました。

自分で治す! 副腎疲労

自分で治す! 副腎疲労

なんと、副腎疲労に陥ると、コルチゾールなどのホルモン分泌がうまくできず、うつ状態、しつこい全身の疲れがでてしまうようです。
日本では副腎疲労と診断出来る医師は少ないみたいで、
ほとんどうつ病と診断され、抗うつ薬が処方されてしまうとのこと。
なんかドキッとしました。
自分はどうなんだろうと?

とりあえず本に書いてあった副腎疲労への対処法の中から、できそうなものを早速始めました。



(1)ビタミンB群の摂取

副腎はホルモンを生成する際にビタミンB群を使う。
それを補うことで、
副腎の機能をサポートできるようです。

ということで、

ビタミンB群のサプリメントを飲み始めました。

DHC マルチビタミン (60日分) 60粒

DHC マルチビタミン (60日分) 60粒





(2)マグネシウムの摂取

 マグネシウムもホルモンを代謝するときに必要とのこと。

 マグネシウムは、大豆、納豆、味噌、貝、海藻などに多く含まれていると紹介されていたので、
 納豆を毎日食べることにしました。

 合わせて、サプリメントも飲み始めました。
 

ディアナチュラスタイル マルチミネラル 60粒(20日分)

ディアナチュラスタイル マルチミネラル 60粒(20日分)

この本には副腎疲労治療のため、腸内環境を整えることの必要性も書かれていました。

個人的には、最近、
うつ病治療には、腸内環境を整えるのがいいとか、
抗うつ薬がききにくい場合多いとの話を聞きますが、
これらと副腎疲労は関係しているのではないか??
と感じます。
一刻も早い解明を期待したいです。

今回も取り入れることができるものは、
取り入れる姿勢でいきたいと思います。

ご一読ありがとうございました。
 

第20話 うつ病ってどこまで解明されてるの?(3)


激しい気分の落ち込みから、ようやく回復してきました。


深い谷でしばらくさまよい、
やっと平地まで少しづつ上ってきたような感じです。



先日は意を決して、

会社のロビーに朝9時に立入りました。

通勤の人が一杯いて、緊張で居心地わるかったですが、
これまでは11時立入りが最早でしたので、

また一歩前進できたと思います。

幸か不幸か、知り合いは一人を見かけたのみ。


めまいや手の震え、息苦しさなどの緊張が帰宅後も続き、体にとってはやはり大きい負荷だったようです。

復職となると、まだまだこわいですが、
少しづつでもできるようになったことに目を向けたいと思います。


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下の本の中から、
うつ病患者として気になった内容をピックアップして紹介したいと思います。
今回は、その(3)です。

この本は、自分のような素人がうつ病について深く知るのにとても良い本だと思います。
内容は難しいので、読むのにかなりパワーを消費しますが、、

うつ病治療の基礎知識 (筑摩選書)

うつ病治療の基礎知識 (筑摩選書)


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■今日の目次■
 

抗うつ薬開発の課題

トリプトファン

③リワークプログラム

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抗うつ薬開発の課題


・新薬の臨床試験の困難

 最初に見つかった抗うつ薬の1つは、イミブラン。

これはセロトニンを増やす作用がある薬だが、

その後50年、現在に至るまでに開発された抗うつ薬は、

すべてこのイミブランと同様、

セロトニンノルアドレナリンを増やす薬ばかり。

たしかに副作用は減少したものの、

残念ながら有効性が高まったとは言いがたい、、、

うつ病の新薬開発が進まないのは
なぜなのでしょうか??

それは、

うつ病の検査法が確立できておらず、

臨床試験で新薬の効果が検証しにくいため。

そもそも臨床試験の対象となるうつ病の人の診断が、面接のみに基づいて行われているため、本来臨床試験の対象にはならない、偽薬でも治ってしまうような人が、うつ病の患者として含まれてしまい、偽薬でも効果がでてしまうケースがあるとのこと。

新薬開発のためには、まず検査法を開発し、その薬の有効性が期待されるようなうつ病患者を選ぶ必要があるようだ。

しかし、検査法開発のためには、
うつ病の原因を解明することが必要だが、そもそもこれが難しく、

日夜多くの研究者が努力を続けているが、順調に進んでいない、とのこと、、


(感想)

正直うつ病患者としては厳しい現実。

病気の原因が不明なのだから、
今の抗うつ薬でいいのかも、
正直不明なのか???

ただ、現在販売されている抗うつ薬や治療法が、人類が到達した現時点の最前線であり、しょうが無いのは事実。

だからこそ、抗うつ薬だけでなく、食事療法だったり、自分でいいと思ったものはどんどんやっていく姿勢は続けていこうと思う。

トリプトファン

 うつ病にかかったことがある人に、トリプトファンの欠乏を引き起こす特殊な飲料を飲んでもらうと、うつ病が再燃するという報告がある。またうつ病患者の血中のトリプトファンが低いとの報告がある。

そのため、セロトニンを作るのに使われるトリプトファンは特に重視されている。

ただ、トリプトファンは大豆などに多く含まれており、普通に食事をしている人がトリプトファンの欠乏を起こすことはなく、十分摂取している状態で、さらに服用することが良いとは限らないとのこと。

(感想)

トリプトファン摂取のため、大豆プロテインをもう数ヶ月服用している。
食事以外でさらに取っても、うつ病回復に効果があるのか、分からないとのことで、

このまま服用を続けるか少し迷うが、
復職し、再発不安が和らぐまでは続けてみようと思います。

効果ないとは誰も言えないはずですので、、、

③リワークプログラム

現状として、
こうした方法で復職することによって、うつ病が再燃する率を選らすことができるのではないか、と提案されて、研究が進められている段階。

その効果はまだ実証されていない。

どのような人に有効で、どのような人は必要ないのか、さらに研究を進める必要があるとのこと。

(感想)
私も日々クリニックのリワークプログラムに通っています。
もう7カ月ほどになりますが、まだ復職できていない状況。

リワークプログラムの「効果」については、正直気になっていますが、やはりまだまだ研究途上のようです。

でも薬と同じですが、何がいいか分からないのであれば、良さそうなものを取り入れるしかない。
諦めず続けるしかないと思っています。


長文のところ、ここまで読んで頂き、
本当にありがとうございました。