うつとともに歩む

障害者枠での就労をスタート。うつとともに生きる、これからの人生を模索中です。

第27話 リワークプログラム。長期通所中のうつ病患者として思うこと(1)


2週間前の激しい体調の落ち込みから、今はだいぶ回復してきました。



うつ病ってほんとしつこいですよね(^_^;)




長い間、「完全に直そう!」と気張ってきました。でも今は、調子が悪いときがあっても、「そういうもんだよなぁ」と思いながら病気と付き合っていきたいなと思い始めてます。

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リワーク(復職支援)プログラム

に参加をはじめて9カ月が経ちました。

こんなにも長期間通うことになるとは、全く想像していませんでした。



これまでご一緒してきた参加者の在籍期間を振り返ると、だいたい以下の感じです。


①6カ月以内に会社に復職 ; 75%
②途中で参加取りやめ ; 10%
③在籍長期化(6カ月以上) ; 15%

もちろん自分は③の長期化している一人です。



①の所属会社に復職できた方は、在籍期間は長くて6カ月くらいです。

リワークプログラムに参加することで、生活リズムの改善維持や体力向上、同じうつ病の人とのコミュニケーションなどを通じ、だんだんと自信を回復していかれる方が多いように感じます。

復職された方を振り返ると、復帰前は明らかに元気になっている様子がわかり、周りにも色々明るく話しかけていた印象があります。
各々、なにかきっかけをつかみ、やっていけそうだという自信が生まれてくるんだと思います。自信が出てくると、元気が出てきて、周りへの興味関心も高まるんでしょうね。


③の長期化しているケースは、生活リズムの改善維持などでだいぶ元気にはなっていくものの、各々抱えている悩みが克服できず、なかなか前進できない人が多いのかなと感じます。

あくまでも自分の考えですが、
というか、少し前の自分がそうでしたが、

あまり長期化すると、だんだんリワークプログラムに参加すること自体が目的になってしまうリスクもあると思います。
もちろん皆さんこうだとは思いません!



長期化してしまった(^_^;)自分としては、

リワークプログラムをベースにしながら、他にできることをやっていこうかなと思ってます。


・自己受容の考え方を深めていこう
 (病気の自分を心から受け入れる)

・診察とは別にカウンセリングを受けてみよう

うつ病に効く??と聞いた鍼灸治療を受けてみよう

・いまいちしっくりこなかった認知行動療法ではなく、対人関係療法を勉強してみよう

漢方薬を飲んでみよう

仏教キリスト教を勉強して、心のあり方を考えてみよう

などなど。


まぁあまり復職にこだわりすぎず、

まずは病気の回復(完治ではなく)にぼちぼち取り組んでいこうと思ってます。


ご一読ありがとうございました。