うつとともに歩む

障害者枠での就労をスタート。うつとともに生きる、これからの人生を模索中です。

うつ病休職者が障害者雇用枠で転職するまで

 

だいぶ体調戻ってきました。明日の朝の調子で出社するか決めたいと思います。

ちょっとぐらい辛くても、復職したのだからがんばって出社しなければ、という思いと、

しばらくは無理はしないほうがいいという思いがあり、悩ましいです。

無理していいレベルがまだ分からないです。

 

 

今日は、一般の会社の正社員を辞めて、障害者雇用枠で転職した流れをあらためて書いてみようと思います。

箇条書きで読みにくいかもしれませんがご容赦ください。

同じような境遇の方の参考になれば幸いです。

 

(元の職場)

輸送機器メーカー

勤務期間 10年間(新卒入社)

職種 設計

最終職位 係長級

 

 (既往歴)

今回うつ病になるまでは特になし

 

(転職の流れ)

 ○上司のパワハラと、仕事のきつさによるストレスがきっかけでうつ病発症

 

○休職

 

○リワークプログラムをメインに積極的に治療に取り組む

 

○一年を過ぎても、体調が悪くなる頻度が減らず。もう会社に復職できないのでは、と絶望感に苛まれる

 

○その後、もう完全に体調が元通りになることはないんだろうなぁと悟り、受け入れ始める

 

○元の職場へのトラウマもどうしても消えず

不安障害の診断も受ける

 

○トラウマ対応として、別の部署への異動を会社に懇願するも受け入れられず

 

 ○元の職場に戻るのを断念

 

○並行して、障害者雇用枠での転職という選択肢を確保しておくことと、経済的サポートを受けるため、障害者手帳の申請をする  (2ヶ月くらいで交付された)

 

DODAチャレンジやクローバーナビなどの障害者に特化した転職サイトに登録

精神障害者枠の求人がどんなものがあるか相場観を養う

 

○数ヶ月求人情報をチェックした結果、精神障害者の求人は大都市圏に集中していて、近場のものはほとんどないことがわかった

 

○並行して、興味のある一般枠の会社の求人も見てみたが、残業時間として概ね月20時間以上はできることを求めてることがわかり、

 今の体調ではとても残業は無理なので、一般枠での転職は諦め、障害者採用枠に絞る

 

○全国のハローワークに、精神疾患専門の相談員が配置されていることを知る

 

○生まれて初めてハローワークに行き、自分のような状況の人間が、障害者雇用枠の対象になりうるのか、またどんな仕事があるのか相談にいく

 

ハローワークの相談員の方から、年4回、障害者合同面接会というものがあることを教えてもらう

私の県では、8月と2月にそれぞれ二回ずつ

 

※障害者合同面接会とは、

県労働局と県内ハローワークの共催で

障害者雇用枠の求人を出している数十社が一同に集まり、その場で一時面接をしてくれるというもの

有名企業多数で、かつ公開されていない優良求人が多い

 

○障害者合同面接会にエントリーする

 

○10年ぶりに履歴書を書く

会社によってはさらに職務経歴書や志望動機などの作文を求められる

 

○面接会に参加

たくさんの会社と応募者で会場は熱気があった

応募者を見回すと、やはり、視覚障害者やその他身体障害者が多い

面接では病名をオープンにしたが、周りもなんらかの障害者なので、話すことへの恥ずかしさもだんだん和らいでいった

感想としては、恒常的に障害者求人を出しているような大企業ほど、しょうがなく面接をしている感が強かった

 

○1社だけ、担当者と話しがあい、いいなと思う会社がみつかる

 

○二次面接の案内をもらう

 

○内定

 

○短時間勤務から始められることと、

興味のある労務管理の事務仕事をさせてもらえることから、悩んだ末、契約

3ヶ月ごとの契約で、時給1000円のパート契約

 

○経済的サポートを得るため、障害年金を申請

 

障害厚生年金3級の裁定を頂く

一年半の期限付きで、月当たり約75000円

 

○二年ぶりに仕事復帰

 

ここからがまた新たなスタート。

ゆるりとかんばります。