うつとともに歩む

障害者枠での就労をスタート。うつとともに生きる、これからの人生を模索中です。

第14話 職場復帰への不安の一つは、「うつ病」に対する偏見の眼差し

最近は体調よく、色々やってみようという気力もでてきています。

 

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「TED」で

うつ病への偏見に苦しみながら、それに立ち向かおうとする、うつ病罹患者のプレゼンを観ました。

 

プレゼンターは、ケビン・ブリールさん。題目は、「うつ病をわずらうコメディアンの告白」。

 

うつ病患者への社会の偏見」に対する苦悩が語られていて、

 

ものすごく共感しました。そして、大衆の前に、うつ病であることを曝した彼の勇気にとても励まされました。

 

わたしも、職場の人からどんな目でみられるのか、想像すると恐いので、彼の気持ちはよく分かりました。

 

私の場合、

うつ病であることに対して、

「偏見を受けること」に、強い劣等感を感じてしまいます。

 

ブリールさんのようにはなかなか出来ないものの、

焦らず、少しずつ勇気を出していきたいです。

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余談ですが、

 社会の理解がない例を最近聞きました。

会社の産業医から、再発防止書の提出を求められている事例がありました。

再発防止とは、不具合が起きた際に、原因を考え、次は起こさない対策を考えることだと理解していますが、

そもそも医学的にうつ病のメカニズムがはっきりしないなか、罹患者にどうしたら次はかからないか考えろとは、酷に感じます。

もちろん、病気になった経緯を振り返ったり、ストレスコーピングを考えるのは必要ですが、再発防止書として会社が提出を指示するのは、違和感を感じてしまいます。

そもそも「職場環境」という、会社側の問題はどこにいったのでしょうか………

 

 別の病気で休職した人に、再発防止策を求めるでしょうか?

ここに、要は気の持ちようではないか?という、うつ病への偏見があると感じます。

 

まぁ、他者はなかなか変えられないので、現実はしっかり受け入れて、自分らしく、自分のライフビジョンを見据えて生きていくしかないと思います。

ちょっとネガティブですいません。

 

ご一読ありがとうございました。