第17話 うつ病ってどこまで解明されているの?(2)
ひどい落ち込みも和らぎ、
最近は気分、意欲がだいぶ戻ってきました。
10月復帰に向けた行動プランを立て直し、
少しづつ行動開始しようと思っています。
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🔷うつ病の原因って??その2🔷
前回(第15話)に続き、
うつ病の最新知見について、
うつ病患者の立場から気になった所をまとめてみたいと思います。
今日は1つだけです。
④抗うつ薬の効果
うつ病は、セロトニンやノルアドレナリン、ドーパミンなどの神経伝達物質が不足することによって起きるとは限らない。
なぜなら、抗うつ薬を飲むと、脳内の神経伝達物質はすぐに増えるが、抑うつ気分はなかなか改善せず、抗うつ薬が効き始めるのに少なくとも1,2週間はかかるからである。
抑うつ気分は、これらの神経伝達物質の量によって直接きまっているわけではない。
現在では、抗うつ薬を飲むことによってこれらの神経伝達物質が増えた結果、
BDNF(脳由来神経栄養因子)という物質が増え、そのことによって神経細胞の形や働きが変化し、そのことによって抑うつ気分が改善しているのではないかと考えられている。 とのこと。
(感想)
セロトニンからBDNFができるまでの時間や、できる量が人によって違うことが、
治療期間が人それぞれ違う理由なのでしょうか?
この観点からの治療薬をぜひとも期待したいです。
ご一読ありがとうございました。